「なにやさんが好き?」と聞かれると答えよう。
大好きなのは文房具やさんである。
本屋さんより長くいられる自信があるくらい。
特にもノートがずらりと並んでいるコーナーなんてずっとみてられる。campusノート、キャラクターノート、上質な紙のノート。
様々なサイズのノート。どれをとっても飽きないのだ。
便利ではあるがルーズリーフを挟むタイプより、紙で綴じているタイプが好き。
ずっと愛用しているcampusノートはA5サイズの深い藍色で大人っぽく背表紙が黒。横箋が入ったものでも、ドットラインだと尚良し。
そしてシャーペンも必ず拘って、芯の太さは0.3㎜と細目のものと決まっている面倒くさい女である笑
この白いページに最初にいれる文字が堪らなく緊張する。そんな瞬間も大好きだ。
小学生の時から文房具が大好きだった。
当時流行っていた鏡付きの筆箱、サイン帳、シール帳!(懐かしい!覚えてる人いるかなぁ)
新しく手に入れた文房具を見せたくてうずうずしていたなぁ。
小学生、中学生、高校生、大学生、社会人になるにつれて趣味はどんどん変わっていった。
時折昔使っていた文房具をみると、懐かしさと共に哀愁を感じている。
文房具の流行りに合わせて自分も成長したのかなぁなんて。
今はレシピノートを書いているが、近くの丸善で悩みに悩んで選んだムーミンの大人っぽい色合いのキャラクターノートを選んだ。
レシピ、料理を書くんだよなーと思いながらノートコーナーにいき、エプロンをしたムーミンママの絵柄を見つけて決めてしまった。
今はスマホが普及し、スケジュールやメモ帳なんかも内蔵され、圧倒的に字を書く機会が減り、アナログからデジタルへと移ろいつつある。
そんな時代の流れもあるなかで、私はアナログを大事にしたい。手紙も、ノートも、手書きが好きなのだ。
その理由は恐らく個性。
そしてその人の感情に合わせて変わる字体も面白い。めんどくさくなっている時の私の字は、「おいこれは新しい漢字か?」と言われかねない生産物となっている。
デジタルに眼も指も脳も疲れはてる時代。
たまにはお気に入りの一冊の日記帳にお気に入りのペンを使って、机で気持ちを書いてみませんか?
なんだか愛おしくなりますよ、あとからみるとね。
皆さんのお気に入りの文房具はなんですか?
Q.私がもう20年は愛用している文房具はなんですか?
A.MONOの消しゴム、ゼブラのボールペン(0.3)!