東北暮らし女子の気まぐれ日記~時々、吐露~

気まぐれに日記のように綴ります

考え方はかえるべきなの?

ちょっと過激、というか人によっては嫌悪かもしれない。閲覧注意。


「もちろん、今は幸せだと思ってるけど、もしあの当時に戻れるなら絶対結婚しないし子供も要らない。」
ある知り合いのおねーちゃんが言い放った一言である。
あまり情報をさらさない程度に経緯を話すと、おねーちゃんは結婚して10年くらい。お子さんは2人。共働き。元々勤めていた会社を寿退職して、今はパートで事務職をされている。

いきなり話の途中でこの台詞が出てくるのがよく分からなかったので聞いてみた。

私「それは自分の時間がほしいって話?」
お「時折家族とかしがらみから抜け出して、自由に自分に投資して、旅行して、ママ友とかいう輪からも解放されて、気も遣わないで、自由に生きたいって思うときがあるの。」
私「なるほどなー。」
お「でもこれは、結果論よ。あの当時に戻ったとしたら今の記憶を持ったまま戻らないと、また同じ道になるね。」


あの当時とはプロポーズを受けた日のことだ。
子供ファースト、夫ファースト、義実家、両親ファースト。
全てが嫌になって投げ出して、自分ファーストになりたいと思うことがあるのだと。
子供がわがままを言う、ご飯に文句を言う、言うこと通らないとキレる、などなど子供と言えど、投げ出したくてしょーがなくなる瞬間があるらしい。

まーこれは結婚に限った話ではなく、例えば誰しも学生時代にも似たような思いをしたことがあるのではないだろうか。

「もう学校の人間関係めんどくさい、先生の話聞きたくない、どっか逃げ出したい。」
「両親にテストや部活のことで口だされたくない、めんどくさい。」

この感覚は誰しもあるし、それを知っていても過去に戻ったらどう分岐が出来るのかは曖昧なラインだろう。同じになる可能性も結構あると思う。



欅坂46アンビバレントじゃないけど、二律背反というか。
自由にやりたいのに、一人になるのは怖い。
自由が欲しいけど一人じゃ生きていけない。

だから、今の現状を省みたときにあのときこうしとけば良かったなーと妄想かつ起こり得ないことを分かった上で思うことで、心を安定させているところもあるかもしれない。

上述のおねーちゃんはもちろん、家族と仲良くやってるようだが、時折ため息をついちゃう時があるそうで。過去に戻ってたらこういうことしたかったなーなんて考えて、老後に持ち越そうとしているとのこと。

選択が正しいかどうかわからないから、何かを選ぶときは慎重になるべきなんだろうけど、正しいか分からないなら慎重に考えても無意味だろうとも思うし。けど、慎重に選んどけば良かったーと後悔することもあるだろうし。

選択って難しい。

これが隣の芝は青く見えるってことに繋がるんだろうか。
難しい。