東北暮らし女子の気まぐれ日記~時々、吐露~

気まぐれに日記のように綴ります

残暑へ

休みが終わって、仕事が始まるのはいいのだ。

夏が終ってしまうと感じるぐらいには最低気温が下がってきたらしい。
梅雨明けしたばかりだったはずなんだが、もうお盆も終わってくるとなるとあっという間に夏が終ってしまうのが東北の地である。

ブログ更新が遅れていたが、最近あったことを綴ろうと思う。コロナハラスメントが目の前にあると分かった出来事だった。

さぁ。世間を賑わせている最悪のウィルスなんだが最近なかなか身近な所で重い話があった。
先週に感染者が全国的に多い土地へやむを得ず行かざるを得なかった方がいた。
息子さんの進学がコロナの関係で延びに延び、オンライン授業を経てようやく9月から通学になるということで引っ越しの関係で行かざるを得なくなったのだ。
細心の注意を払って東北から公共機関を使わずに自家用車で向かい、新居の整理をしてすぐに日帰り帰るというスケジュールで往復15時間もかけていったらしい。
さて。疲れはてていたその方は二日間念のため休みをとったうえで出勤したそうな。
そしたら、職場の長がこの話をいじり倒した。ウィルス持ってるかもしれないーと言いながらパーテーションでその方の机を囲ったのだ。
その方は顔にこそ出さなかったが、内心かなり怒って結局一週間のお休みをしていたらしい。
ちなみにその方はいじられ役が多く、とても愛されるキャラクターで人間関係のやり取りがとてもうまい人だそうな。

この話を聞いて、私の廻りのひとたちの意見は割れていた。
「えー一番感染が怖いのは当然その人なんだし、わざわざ往復15時間もかけて車で行って日帰りしてさー二日間大事も取ってたのにそんな対応されたら傷つくでしょ。可哀想。」
「えー私は長に悪気無かったんだし、いじりで怒るその人の心狭いよどう考えてもさー」
「長と一緒になって笑っちゃうかもー。冗談気分でやったことなんでしょ?」
「どっちの言い分もわかるかもー。もし注意してても無症状だったら知らんうちに撒き散らしてるかもって思っちゃうから、長は早くその人に帰ってほしかったんじゃないのー?でも、やり方が子供っぽいよね。最初からそういう所に行った人は一週間自宅待機してくれって言っとけば良かったのにね。」
「いやいじりってのは限度あるでしょ。めちゃくちゃ気を遣ってやむを得ないから先に行くことも言った上で行動したんだからその人が可哀想だし、当然怒るでしょ。私なら人事行くわ。」
「んーなんとも言えないなぁ」

※ちなみにこの長は、その人が怒って帰ったことは知らず、自主的に自宅待機するために休んだと思っているようです。

なんだかゾッとした。
ちなみに、私個人はそもそも弄るという行為をハラスメントすれすれのラインでやる人間は嫌いなので、長がこの方への対応をかなり軽い気持ちでやったと推察、コロナ云々よりも「あーこういう長は相手の反応が楽しいからイジリをやっていて、まさか相手を傷つけていることには一切気付かないタイプなんだなぁ。こうやって無自覚ハラスメントは製造されるんだなぁ。無くなるわけねーよなーハラスメントー」という感想が真っ先に出てきてしまった人である←

感じ方は人それぞれだが、コロナはここまで人間関係に影をもたらし兼ねない存在だということ。
ニュースでもやってるけど、誹謗中傷が後を絶たない、かかることは悪ではないことをお医者さんが訴えても止まない。
引き金なんてどこにでもあるってことを思い知った出来事だった。

人間の闇深さは自然災害や厄災が怒ると浮き彫りになる。
我々人間の罪深さってこういうことが軸なのかもなぁ




夏の終わりに重い話ですみませんって感じだったが、次の記事は一転して夏のお買い物品を載せていこうかなwへへへ。