やってみたいことがあった。
魔女の宅急便、三日月パン店、パン屋さん。
大好きな場所パン屋さん。
いついってもどれにしようか悩んで、たくさん買っちゃったりして。
そんな私、挑戦の意味も込めて、いつかパンを焼いてみたいと思っていた。
たまたまお休みを貰ったので、この夏最後の思い出に焼いてみることにしたのだ。
とりあえず感想から!
とーにーかーくー!
パン屋さんへの感謝の念が100倍は増えた!
こんなに1つの種類を作るのに時間がかかると思うと、常時何種類ものパンを焼いてらっしゃる労力に涙がでてしまう。
味つきパン、揚げパン、種類豊富なパンから好きなのを選べる幸せを改めて感じた。
本当にありがとうございます。
まず朝からドタバタだった。
一つ目のスーパーにはドライイーストが無かったのだ。確かに滅多に使うものではないのでレアかもしれんが、初っ端から計画がつまづきながらも、なんとか強力粉、バター、ドライイースト、布巾、温度計、量りをゲット。なんてったって初心者が絶対にやってはいけないのは目分量だ。特にこういう、失敗の原因がモロにわかる料理は特にも気をつけよう。
早速捏ねる。
この、捏ねる作業がこれ程大変とは。
私は今回六個分しか作ってないのにこれを一日中と考えると本当に倒れてしまう。
ほんとにまとまるんか!?
と言いながらも三十分以上は捏ねた。
そこから2段階の発酵。
生地に命を与えるとはこの事だ。
事実、しっかり時間を守ると、しっかり膨らんだし、時間と量のキープは本当にパン作りの肝なんだと想う。
もちろん、私は初心者も初心者、初めてのパン作りだったため、惣菜パンなんて夢のまた夢、今日はふつーのシンプルなバター風味パンである。
それでも作業開始から3時間以上かかるのだから、パン屋さんの早起き具合には納得かつ尊敬である。
そんなこんなで丸っこくした生地は無事パンの見た目でオーブンから出てきてくれた。
それがこちら!
作業しながら生地への愛着が沸き、発酵したときは大きくなった姿になんだかほっこりしている私もいた。
たまたまスライスチーズがあったので何個か入れてみたが、これが正解だった。
味の感想。
もちろん、パン屋さんのパンの方が遥かに遥かに、比較もおこがましいが美味しい。
それでも愛着と達成感か、こちらも充分美味しかった。スライスチーズが溶けて、チーズパンのようになったものは特に「おお!」と思える味になっていた。
とりあえず失敗にはならなかったので良しとしよう。
「ものを作る」「作ってあるものを買う」
体験から得られる経験は大いにあると考えた日になった。
凄く楽しくて、優雅な休みだったな。
次はなに味にしよう!?
ちょっと、ハマりそうです。