今年があと数時間で終わる中。
初の一人年越しは意外と色々と準備しているうちに終わりそうです。(笑)
昨日からひたすらに大掃除、片付け、おせちの下準備と朝から活発に動き回っていたためか時間の経過がとても速く感じます。
いつも両親が大晦日に準備をしていた景色が思い出され、もっと手伝いをしておけば良かったなと後悔もあるけど、このバタバタ具合も初経験だったので個人的には自分らしくてよいかと(笑)
今はブログを書きながら2020年を振り返っている。
一言でいうと「考」の一年だった。
先日親友との忘年会(ZOOM)をした際にお互いの今年を表す漢字を示したのだが、私はこの一文字を選んだ。
とてもじゃないが、二度と御免な災厄の年だったと思う。
日本のみならず世界中で歴史に残る暗黒年だったろう。今も終息の日が見えず、この年末年始も戦々恐々とする状況が続いている。
一年前の今日のスケジュールを見返すと、31日は実家でゆっくりと過ごし、皆で年越しそばを食べて、犬猫と遊んで、紅白を見て、カウントダウンしながらラインを打ったりととても優雅な時間を過ごしていたのに。まさか一年でこんなに環境が一変するなんて誰も想像していなかっただろう。
テレビで部活に青春を捧げた中高生が大会が中止になって号泣する姿にこちらまで泣いたし、修学旅行や卒業旅行も中止、かけがえのない学生時代の時間の一部を奪っていったコロナが本当に憎かった。結婚式が延期になった友人もいた。たくさんの人の笑顔が奪われたのは紛れもない事実だ。
看護師さんは昼夜身を削って働いてくださっている。お医者さんも然り。
コロナに関わる全ての方。本当に感謝するだけでは意味がない。負担を減らすために何をすべきかを考えなきゃいけない。
今年は暗いニュースがとても多い一年だった。
私はというと、リモートワークにやきもきしたり心がざらつく時間も多かったが、
外出できない分、おうち時間を有意義にするために本を買ったり親友とのテーマあり電話(ZOOm様様!!)をしたり、普段書かない手紙を書いたり、ダイエットにはまったり、料理にはまったり。(自分比では上達しているはずだ..)自分なりにステイホームを楽しむ方法を見出そうと頑張った気もする。
振り返れば、二度と経験したくない年ではあったが、こんな状況だからこそ出来たこともあった気がする。
「仕事をすることは当たり前」
「ドトールでコーヒー片手にケーキを食べるのが当たり前」
「仲のいい職員達で飲み会で騒ぐのが当たり前」
「カラオケでストレス発散が当たり前」
「旅行に行ってたくさん話をすることも買い物することも当たり前」
「買い物に出かけることも当たり前」
こんな常識だと思っていたことが180度ひっくり返された。
どれもこれも当たり前じゃなかったことが、環境が変わるまで気づけなかった自分が恥ずかしい。当然が当然じゃなくなってから後悔しても遅いということがよく分かった。
月並だけど、もっともっと自分の人生を振り返ってみたときに出来る限り後悔も無い日々を過ごしたいと強く感じた一年。
だからこそ、当然に出来ているいつものことが出来なくなる前にしっかり意識をしておくこと。
自分がやりたいと思ったこと、当たり前に行ってきたこと、これからやらなきゃいけないこと、全てが今可能なことに感謝すること。
自分の「考え方」「考える時間」「考えて結論を出したこと」
それを次の段階へ昇華させるため、2021年は「行動」をテーマに過ごしたい。
長々と書いてしまったが、本年度も本当に色んなことがありました。
それでも関わっていただいた全ての方に感謝して、静かに次年度を迎えよう。
2021年は少しでも道の拓けた時間が増えますように。