東北暮らし女子の気まぐれ日記~時々、吐露~

気まぐれに日記のように綴ります

時には昔の話を

このタイトルで何かわかったあなたは....
紅の豚ファンですね!笑

私がジブリ作品で不動の殿堂入りNO.1作品は紅の豚だと豪語するのは、年を取れば取るほど見るたびに心に何かが沁みわたる作品だからだ。

初めて見たとき、
「ぽ、ポルコはどうなったの!この後どうなるのー!?」
と、エンディングの語りに突っ込んでいた私だが、改めて何度も何度も歳を重ねて見ると、この終わり方に宮崎駿監督への尊敬の念と感嘆の声が止まらなくなる。この作品にこれ以上完璧なエンディングは無い。
ずーっと、誰が何と言っても、ジブリNO.1の最高作品だと思っている。泥臭い青春が大人テイストな世界観で描かれる作品。トトロや魔女の宅急便などの、こちらも珠玉の名作に引けをとらない、大人のジブリと勝手に呼んでいる。

そして紅の豚に欠かせない歌姫ジーナさんの名曲。秀逸なのは歌声だけではなく、その歌詞もだ。

時には昔の話を
この曲こそ、社会に出て、ある程度歳をとってきた人達に突き刺さる、ほろ苦くも優しい一曲だ。紅の豚のエンドロールと共に聞くと、涙腺を刺激されてしまう。

大好きな歌詞のワンフレーズは、
「お金はないけど、なんとか生きてた 貧しさが明日を運んだ」
「嵐のように毎日が燃えていた 息がきれるまで走った そうだね」
「あの日の全てがむなしいものだと、それは誰にも言えない」
「今でも同じように見果てぬ夢を描いて はしりつづけているよね どこかで」


若かりし頃の情熱でがむしゃらに走る姿が、歳をとると眩しく思えて、少し空しくも、羨ましかったり。意味の無いことじゃなかったんだよって、振り返るような歌詞にじーーーんときてしまう。

明日からお仕事初めの今日、ふと聞きたくなって聞いたら、やはり泣きそうになっていた私。
もっと歳をとったときに、何事にも代えられない思い出と熱意をもって挑んだ物事を振り返る日が来るかもしれない。そう思いながら聞いて、少し明日からの在り方を見直したいと思ったのだ。

意味の無いことなんてない。そう思って、2021年は少し自信を持って色んな事をやってみたいな。

そして、遅ればせながら新年のご挨拶。
2021年あけまして、おめでとうございます!
今年は素敵な一年になるよう、心から祈ります。


追伸:この三が日はこれでもかと言うくらい食生活が堕落していたので、明日からまた規則正しく、ダイエットを再開いたします。
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