東北暮らし女子の気まぐれ日記~時々、吐露~

気まぐれに日記のように綴ります

私がおばあちゃんになっても

体調を崩しているときは悲劇のヒロインみたいな嘆きが止まらない私だけど、なんとか寝て病院投入して回復してきております笑

さて。
私は東北食べる通信を購読しているんですが、(下のリンクでぜひ!食べ物+生産者さんの背景、ストーリー雑誌が読める、すべての日本人にお勧めしたい食の大切さを教えてくれる雑誌です!私の友人がお勧めしてくれて始めてもう二年以上🎵)
https://tohokutaberu.me/

その中で最近泣いてしまったページをご紹介。

今回の主役の生産者さんの、お父さんお母さん(御歳80歳のすてきなご夫婦)が紹介されているページだった。
お母さんの語りで1ページが綴られている。タイトルは、「身体は語る 手」

「力仕事をするとね、節くれ立って、曲がって、こんな手になるんです。でもね、晋治郎さんは「宝の手だよ、働き者の手だよ」って言ってくれるの。」

晋治郎というのが旦那さん(お父さん)である。
お百姓仕事を嫁いでくるまでなにもしたことのなかった奥様が、晋治郎さんに全部教えて貰って、なんでも二人でやったのだ、大変?大好きだった、とっても楽しかったの、と笑顔のご夫婦の写真の横で語られていた。

毎日楽しくて、尊敬しあえる人が側にいて、ずっとずっと今もこれからも笑顔でお互いを思いやりながら暮らしてきた、暮らしていくんだなって誌面からでも伝わるすてきな1ページだった。

お互いを思いあって、何歳になっても素敵な人だと言えるご夫婦は少ない。
こんな素敵な理想的なご夫婦はなかなかいないと思うけれど、とっても心が暖かくなったし、人生を楽しんでいることがある意味心に沁みたんだとおもう。

付録のホロホロ鳥も解凍して食べるのが楽しみだが、こういう心がほっとする雑誌もなかなか少ないので今日は完全にご紹介。

私がおばあちゃんになったとき、
この誌面の奥様のように、過去を振り返って楽しかったと言えるように、明日からも生きていこう。